Black and White

カラーの変更はわかるけど。。
フェデラーモデルのv12です。v11と比べて明らかにわかる違いはカラーリングです。v11は艶ありと艶消しの塗り分けはあるものの見た目真っ黒でしたが、v12は「タキシードカラー」と呼ばれる白と黒のツートーンでよりフォーマル感を出したデザインになりました。確かに明度の高い白と艶消しの黒によってコントラストがはっきりしています。このモデルもフェデラーとの共同デザインになっています。個人的にこのくっきりした白黒カラーはシャチを思い起こしてしまいます🤣

更にv12はスロート内側にフェデラーのサインが大きく入ることで顔イラストとスイス国旗はなくなり、よりシンプル化を目指したものとなります。フェデラーによると、スイス国旗🇨🇭の赤ですら視界に入るのが邪魔になるとか。

一方スペックはv11と変わらず、重量340g、バランス305mmのままです。ただ逆クロスをフォアに回り込んで打つ時の精度を上げるためラケットヘッド部分のフレックスが若干(0.3ポイント)柔らかくなっているらしいです。

ツヨシ
打った時に確かにv11より少ししなるような気がしましたが。。多分気のせいです🤣
でも買ってしまう。。
単なるデザイン変更と言ってもいいくらい微細な変更によるバージョンアップでした。が、フェデラーファンとしては買わずにいられませんでした。何よりフェデラーと同じラケットを使っている、ということに意味があるのです。はい、いつもの自己満です。。
購入時にノベルティとしてTシャツをもらいました。背面にある「Make it minimal but make it significant」というのがフェデラーのデザイン哲学を表しているように思います。デザインとしてはなるだけ自己主張させず、ただし存在感は圧倒的なものにする、みたいな。知らんけど笑

そしてBlack in Blackに回帰する
2018年7月に登場したBlack and Whiteモデルですが、9月の全米オープンでフェデラーは使用ラケットをまたBlack in Blackに戻してしまいます。柔らかめのフレックスを含めたスペックはv12のままでカラーだけがv11と同じものになったのです。なんでも白い部分が全米のナイトセッションの照明に反射して集中力が削がれるとか。自分が黒白にしたんちゃうんかーいとツッコミたくなりますねー。でも前年に黒黒モデルで全豪・全英と優勝を遂げて、黒白モデルで挑んだ当年の全英では優勝を逃してしまったわけで、黒黒モデルの方が縁起が良かったと思ったんではないでしょうか。スポーツ選手って結構験を担いだりしますよねー。
ということで2019年5月から黒黒モデルが発売されることになりました。ただややこしいのはカラーリングだけでなく、バージョンも11の表記で出荷されていて、市場ではかなり混乱したようです。元々のv11の在庫もまだ多くあったところに、新しいv11が出回ることになるのですがフレックスの柔らかさは違う訳です。そら混乱しますよ。スロート内側部分や艶消し黒部分の塗装方法が変わったとは言え、よほどのマニアでなければ違いに気づかないですよね。
使用期間最短かな😅
先述の通り約1年弱でモデルが切り替わったことになりました。さすがに新しいv11を買うことはしなかったですが、ちょっと特殊なモデルを9月に購入したためv12の使用期間は1年とちょっとでした。割と短いサイクルでラケットを買い替えている私ですが、1年ちょいは最も短いものになります。プロスタッフ、特にRF Autographは登場時にかなり話題になります。v12 Black and Whiteも同様でしたが、結果的に短命に終わってしまいちょっと可哀想なモデルでした。