RF97最後のモデル

13代目の原点進化
「13代目の原点進化」というキャッチフレーズで登場したモデルです。カラーリングはBlack in Black、かつスペックもv11のものに戻した、ということで原点に戻りつつデザインなどは新しく進化させたということです。v11を持っている私としては新たに同じスペックのv13を買う必要はなかったのですが、もはや理屈ではないのです。フェデラーが新しいラケットを使う、ということになればフォローせずにはいられないのです。しかも年齢を重ね、ツアーに出るより手術やリハビリに費やしている時間の方が長くなり、引退の時期が近づいてきているのは素人目にも明らかです。これが最後のRFモデルになるかもしれない、とv12あたりから考えてましたのでそう思うと手に入れない訳にはいかないのです。残念ながらその予想が当たり、これがプロスタッフRF97の最後のモデルとなってしまいました。
更に進化したアンコンタミネイテッドデザイン
v13もv11同様のBlack in Blackですが、ディテールはだいぶ異なります。全体的なところでは、トッププレイヤー部分がカーボンシートをそのまま見せるような形になっており、それ以外の部分は艶消しの黒になっています。いやこのカーボン部分、カッコいいです!カーボン柄好きにとっては萌えポイントです😍
しかも「THE ROGER FEDERER AUTOGRAPH」と「RF」がデカールではなく、盛り字のようになっていて高級感を感じさせます。またトップ部内側にグレーとシルバーの二本線が入りました。これがRFではない通常のプロスタッフシリーズだとミッドを彷彿とさせるような赤と黄色の二本線なんですよねー。個人的にはそちらの方が「原点進化」っぽくって好みなのですが、どこまでもアンコンタミネイテッドデザインにこだわるフェデラーはそれを良しとしなかったのでしょう。はい、ついていきます🫡




更なるアンコンタミネイテッドへのこだわりはエンドキャップにも表れます。ウイルソンといえば赤字に白のWロゴが当たり前で、これを違うカラーにするのはコーポレートアイデンティティの観点から普通は許されないでしょう。でもフェデラーは許されるんですねー。v12レーバーカップモデルも黒地にシルバーのロゴでしたが、v13ではとうとう真っ黒になってしまいました。

打感はいつも通り
スペックがv11と同じなので、当然ですが風来モデルと打感は変わりません。安定のプロスタッフフィーリングです。硬い中にも少ししなりを感じるような落ち着いた感じです。飛び過ぎることなく自分にとっては使いやすい、というか慣れ親しんだ感触です。
RF97最後のモデルとして大切にしていきたいです。
