Blue in Blue

日本国内1000本限定の特別なモデル
個人的に非常に気に入っているラケットです。前の記事で書いた通りv12 Black and Whiteモデルを使っていたのですが、ウイルソンのアドバイザリースタッフだったテニススクールのコーチから「今度レーバーカップモデルのRF97が出るんだけどどうですか?」と耳打ちされ、更に追い討ちの「限定モデルなんです」の一言で即答してしまいました、「買います!」と。。 なぜ人はこんなに「限定」という言葉に弱いのでしょうか😅
製品情報は厳しく制限されていて詳しい画像などはほとんどなく、「青いみたいです」というくらいの話しかありませんでした。夏頃にその話を聞いて実際に手元に届いたのはレーバーカップ開幕日である9月20日。いやー思っていた以上に綺麗なブルーのラケットでした。Black in Blackと同じような配色で、艶消しブルーのボディにフェイスの左右が艶ありブルーになっています。黒黒とデザインは同じですが、色味が違うだけでとても軽快な印象になっています。



レーバーカップとは?
1950年代から70年代にかけて活躍したオーストラリア出身のロッド・レーバーの名前を冠した大会で、フェデラーなどが発起人になって2017年から開催されています。大会はチームヨーロッパとチームワールドに分かれて戦う団体戦となります。往年のライバル同士であったビヨン・ボルグとジョン・マッケンローが、それぞれチームヨーロッパとチームワールドのキャプテンを務めているのも楽しみの一つです。ATPツアーの公式戦ではあるもののポイントは付与されず、エキシビジョンという性格に近いです。フェデラー自身も2017年から出場しており、2022年のキャリア引退の最後の大会がレーバーカップで、その時の涙のスピーチが今も思い出されます。このBlue in Blueは2019年の大会用に用意された専用モデルですが、チームヨーロッパのチームカラーがブルーなのでそれに合わせたのでしょうね。

打感はv12です
カラーリングこそ特別ですが、スペックそのものはv12 RF97なので特にBlack and Whiteモデルと変わりはありません。ただ限定モデルであることや配色の綺麗さで時々使いたくなるラケットです。特にレーバーカップの開催時期には引っ張り出してきて使っています。
