自分史上最高の履き心地
大人な印象の見た目に一目惚れ

初めは全体的な見た目が気に入って購入したモデルです。まずカラーについては定番のグレーよりも落ち着いた色味のチャコールが靴全体を引き締まった形に見せてくれます。それがSL1ラストのスマートなフォルムと相まって、すごくキレイなスタイルに見えます。996などに比べて少し小さめのNロゴといい、厚めのソールといい、ローテクとハイテクの間のちょうどいいところに収まっているように思います。全てのバランスがうまく取れていて大人な見た目です。


ツヨシ
チャコールはシュータンがスエードになっていて、それも落ち着いた雰囲気を醸すポイントですね👍
大人な雰囲気の中にちょっとした遊び心
もうひとつ998を見た目で気に入ったポイントがここです。このモデルで初めて採用された衝撃吸収剤「ABZORB」がチラッと見えてるんです。

新しく開発した素材だったので見せたかったんですかね。998が誕生したのが1993年。その少し前の1987年に初めてビジブルエアを搭載したAir Maxが登場しています。機能的には見せる必要のないAirシステムをあえて見せることで、実際の履き心地だけでなく視覚にも訴えてAirシリーズは市場に広く受け入れられたのだと思います。New BalanceもABZORBをチラ見せすることで自分達のテクノロジーや先進性を訴えたかったのかなーと。
1000点満点中998点の出来栄え
でもこの新しいABZORBは見た目だけでなく、ENCAPとC-CAPと組み合わされることによって私に抜群の履き心地をもたらしてくれたのです。初めて履いた時にラルフ ローレンじゃないですが、本当に雲の上を歩いているような感覚に陥りました。しばらく歩いてそう感じたのではなく、履いた瞬間に感じたのです。足裏だけでなく足全体をふんわりと優しく包んでくれて、歩き出すと絶妙に衝撃を和らげてくれるのです。これはもう感動的でした。私にとってはこれまで履いてきたスニーカーの中で最高の履き心地です。このモデルの先祖である990のモデル名が「1000点満点中990点の出来栄え」に由来しているというのは有名な話ですが、私にとって998は「1000点満点中998点の出来栄え」と自信を持って言えます。残りの2点はこれから先に出てくるであろう998以上の履き心地に出会える時のために取っときます!
私の足型に998のデザイン、素材などがちょうどうまくハマったということなのでしょうが、それでもこのモデルの抜群の履き心地は多くの方にも感じてもらえると思います。特に996や576などのローテクデザインに食傷気味で少し違う雰囲気をお探しの方にはオススメです。